頼れる獣医が教える治療法 vol. 023 循環器認定医が教える犬と猫の心臓病 循環器系疾患 上野の森どうぶつ病院 諫山 紀子先生 心臓病でも自宅で元気に生活を。毎日の投薬と呼吸数の測定が大切 ―僧帽弁閉鎖不全症について教えてください。 僧帽弁閉鎖不全症は高齢の小型犬がかかりやすい病気です。病名から心臓にある弁の異常だと思われがちですが、病気の主としては僧帽弁を支えている腱索(けんさく)と呼ばれる糸状の組織が切れたり伸びたりする病気です。10歳を超えた小型犬では、ほとんどの子で心雑音がみられ、治療が必要かどうかの程度の差はありますが、この病気にかかっていると言われています。 僧帽弁閉鎖不全症は病気の進行により4つのステージに分類され、初期では心雑音はあるが無症状、重度になると安静時でも呼吸数の増加や咳などの症状があり、肺水腫により呼吸困難に陥る危険性があります。重度の心臓病では平均的な余命は9ヵ月と言われていますが、日々の変化を見逃さずに治療を行うことで、寿命を全うできるケースもあります。 ―どのような心臓病治療を行っていますか? 「自宅での生活の質の維持」を第一に考え、飼い主様やその子の性格に合わせ治療内容を検討しています。「今後どのように過ごしていきたいか」はご家族によって異なるので、それぞれのご家庭に合わせたオーダーメイドの治療を提案しますが、長期の入院や酸素室での治療を続けるのは、飼い主様にとっても動物にとっても幸せなことではありません。自宅で今までと同じような生活を過ごせるように治療を行っています。そのために急変時の対応や毎日の目標をお伝えし、自宅で生活する上での悩みを解消するためのカウンセリングを重視しています。「薬を飲む」「病院に行く」こと以外は、今までと同じ生活を維持することが目標です。心臓病の子は他にも持病を持っていることが多いので、症状に変化があったときにどの病気が原因なのかを判断することも大切ですね。 ―自宅でどのように過ごせば良いのでしょうか?
障害福祉サービス 2021. 07. 25 2021. 02. 24 障害福祉サービスの居宅介護と介護保険の訪問介護は、同じように利用者宅に訪問し介護サービスを提供します。 ですが、双方には介護報酬に違いがあります。 今回は障害福祉サービスの一つである 居宅介護のサービス単位数コードを分かりやすく抜粋してますのでぜひチェックしてみてください!