相手もあなたと同じ人間です。恨むきっかけとなった人にも、それを実行した理由があるのです。その理由は何だと思いますか?あなたを恨んでいるから仕返しをしたのでしょうか?そうだとして、あなたが恨まれるきっかけは何だったと思いますか?また、そうじゃないとしたら、何がいけなかったのだと思いますか?
誰かを恨んで苦しんでいるあなた。人を呪はば穴二つ。人を恨むのはよくないです。恨みの念が消えないあなたへ。あなたの心を浄化する方法をお教えします。恨みを解消して、幸せな生活を送りましょう。 あなたはいま、誰かを恨んで苦しんでいませんか? 酷い裏切りをした元カレ、女友達、あなたを陥れようとする同僚…相手は誰でも、人を恨む気持ちを持ち続けることは自分自身もとても苦しいものです。「恨みを捨てたい」と思っても、受けた仕打ちを思うと悔しくて恨みの念が湧いてきてしまう…怒りが止まらない…そんな気持ち、感情を浄化して幸せになりませんか? 「人を呪わば穴二つ」という言葉の怖さ これは昔のことわざで、「穴」とは人を埋めるお墓のことです。 誰かを恨むと、その恨みの念が自分に返ってくるという意味ですね。 人を恨むなら、自分もその恨みの念を直に受けるつもりでいなさいということです。 この意味について説明します。 人の念とは、「対・誰か」であると同時に、「対・自分」でもあります。誰かの幸せを想って幸せな気持ちでいる人は自分にもその念が返って来て幸せになりますが、人を恨んでマイナスな念を持ち続ける人には不幸が天から落ちてくるのです。 とても恐ろしいと思いませんか? 「念」には、方向性が人だけではないのです。例えばあなたが酷い仕打ちをした元カレを恨んでいる「念」を持っている場合、あなたは「自分を恨んでいる」のと同じなのです。 「念」とはエネルギーを持った気だと考えて下さい。 あなたがマイナスの念を念じ続ける限り、それはあなたを不幸にしようと働き続けます。その恐ろしさは昔の人が言うように、人を恨むのなら自分もその恨みの念を受ける覚悟でしなさい、ということなのです。 心を洗ってしまいましょう どうしても許せないことって…あるものです。 でも、「自分のために」心を浄化してしまいませんか? あなたを酷く扱った人のことをいつまでも恨んでいても、あなたが不幸になるだけならつまらないと、口惜しいと思いませんか?それなら いっそのこと、「許す」のではなく、その恨みを捨ててしまいましょう。 捨て方としておススメなのは、恨みの念を燃やすイメージで頭の中で思い切り恨みを爆発させ、涙を流して口惜しさを感じましょう。そして、ひとしきり泣き終わったらその頭の中の念に火を点けて燃やすイメージングをして下さい。 最後に、「あんなヤツのために不幸になるもんか!私はあいつの100倍幸せになってやる、絶対に苦しめられた分の100倍はもとをとってやる!」と決意します。 普段の生活の中で恨みの念が湧いてきたら、「自分に降りかかる、バカらしいそんなこと!」とその念を打ち消すようにします。 人を恨んでいいことは何も起こりません。なんだかやられ損で悔しい気持ちもありますが、いい意味で計算高くなることです。「自分が不幸になる念なんて持っていてもバカを見る、あんなヤツどうでもいい、私は私のことがいちばん大事なんだ」と繰り返し「自分に対して」念を送り続けることが大切です。 浄化を心掛けると何が変わる?
Pete LinforthによるPixabayからの画像 苦い記憶を何とかしようと、色んな方法を試す方も多いと思います。スピリチュアルとか自己啓発とか、それ系の本を漁ると色々出てきますし。 私は相手への怒り・憎しみの気持ちが強かったので、どうにかしてその気持ちを発散したかった。で、辿り着いた方法が… 相手をやっつける(撃退する)イメージング。 もちろん、リアルじゃ色んな意味で難しい、 アンパンチ的なアレ です。だからこそイメージングを実践するとも言えるね。 スッキリしない理由がある 最初はまあまあ楽しかった。なんせイメージの中ですから、事実からかけ離れてもいいのです。 異世界転生した主人公のようなものです。 …でも、撃退してもなんかスッキリしない。感情にも変化がない。相変わらず思い出し怒りは続く。イメージし直しているのに、なんでだろう?
彼氏の浮気や友達だと思っていた人からのひどい裏切りなど、「許せない…!」と怒りがおさまらないことは、誰にでもあります。しかし、いつまでも怒りで人を恨むのは、心の健康上好ましくありませんよね…。消えない怒りや恨みから抜け出すためにも、他人への恨みを解消する方法を覚えておきましょう。 1. 幸せを感じられるものを探す 嫌な相手のことは、できるだけ早く忘れたいと思うものです。しかし、恨みが深ければ深いほど、なかなか忘れられるものではありませんよね…。そこで試してみたいのが、憎い相手以外のことに意識を向ける方法。相手を思うと怒りや悲しみで頭も胸もいっぱいになってしまうので、その反対である相手に関係のないこと、また自分が幸せだと感じられるものを探してみるのです。 熱中していた趣味などを再度始めてみたり、幸せホルモンが増えるとされる甘いものを食べてみたりと、人間が幸せを感じる瞬間は、自覚していないだけで実はかなりあります。眠る瞬間にも体がリラックスしていることを自覚できれば、幸福感に包まれることはできるのです。 また、女性は五感の中でも嗅覚の情報に敏感な傾向があるので、アロマオイルなど良い香りを嗅ぐのも、例えいっときだとしても幸せを感じることができますよ。日常の中に小さくても幸せを感じられるものが増えていけば、比例して相手に恨みを抱く回数は少なくなっていきます。誰かに対して恨みが消えない時は、まずは相手ではなく自分に集中してみましょう。 2. 「ありがとう」と言う回数を増やす 恨みというネガティブな感情を消すには、反対にポジティブな感情である「感謝」に注目してみるのもひとつの方法です。誰かを恨む気持ちと同じくらい、日常の中では誰かに「ありがとう」と言われたり、言っていたりする回数は実は多いです。お店から出るだけで「ありがとうございました」と言われるので、「ありがとうございます」と返してみたり、お辞儀をしたりするだけでも負のパワーを撃退することができます。それくらい「ありがとう」の言葉にはパワーがあるので、まずは使うようにしてみましょう。 ありがとうが自然と言えるようになれば、心から感謝できる事柄も増えていきます。最終的には、自分が今生きているだけでもすごいことなんだと周りに感謝できるようになれば、「恨む」という行為自体を疑問に思えるようにもなるはずです。 3. 自分と似た感情を持っている人を観察する 他人への恨みを持っているのは、自分だけではありません。多くの人が誰でも持っている感情であるため、身近に自分と同じく恨みを抱えている人を見つけるのは苦でないはず。しかし、そこで一緒に恨みを愚痴として共有するのではなく、客観的に相手を見てみるのです。人の振り見て我が振り直せというように、また人は自分の鏡であるように、恨みの感情を持ち続けている人間は魅力的ではないことがよくわかるはずです。 なぜなら、恨みを持っている人間は常に怒っているか卑屈になっているので、表情もオーラも暗いから。負の感情に囚われた人は、本来持っているせっかくの魅力を失っていることに、外側から見れば気がつくことができるのです。 消えない恨みでも、忘れる努力をし続けることが大事 恨みという負の感情は心を蝕み、似たような感情に囚われている人が寄ってくるようになるので、トラブルも多くなります。忘れようとしてもフラッシュバックすることもあり、恨みの感情が消えることはないかもしれません。それでも、恨みを自覚している時点でその感情は忘れようと努力をし続けるのが大切です。視点を変えてみれば、恨みがあるからこそ他の人より幸せに対する実感を持つことができるので、人間的には大きく成長することができます。
hasunoha(ハスノハ)は、あなた自身や家族、友人がより良い人生を歩んでいくための生きる知恵(アドバイス)をQ&Aの形でお坊さんよりいただくサービスです。 あなたは、悩みや相談ごとがあるとき、誰に話しますか? 友だち、同僚、先生、両親、インターネットの掲示板など相談する人や場所はたくさんあると思います。 そのひとつに、「お坊さん」を考えたことがなかったのであれば、ぜひ一度相談してみてください。なぜなら、仏教は1, 500年もの間、私たちの生活に溶け込んで受け継がれてきたものであり、僧侶であるお坊さんがその教えを伝えてきたからです。 心や体の悩み、恋愛や子育てについて、お金や出世とは、助け合う意味など、人生において誰もが考えることがらについて、いろんなお坊さんからの癒しや救いの言葉、たまに喝をいれるような回答を参考に、あなたの生き方をあなた自身で探してみてはいかがでしょうか。
これもまた、ちゃんと理由があったのだ。 出来事からわかること ひとつは、先ほど[ 意地悪な人のほうが楽しそうな理由 ]で挙げたように、自分の気持ちを抑えて自分に制限をつけて、周りから評価を最優先に考えていた点。何も反応しない人ってことで、軽く見られていたのだろう。 そしてふたつめは、私自身が『私を軽く扱っていいですよ!』という看板をずっと掲げていた点。しかも、気づかないまま。 …どうしてそんな看板を、わざわざ掲げていたのか。 私が私の価値を、低く見ていたから。自分は価値のない人間、私はしょぼい存在です。という自己評価が強くあった。 自己評価の面白い所は、自己評価を再現している出来事を経験すると、その自己評価がより強固になっていく所です。 だから私の場合で言うと、実際に他者から粗末に扱われる現実を経験すると、 ほら!この人は私をバカにした! やっぱり 私は価値のない人間なんだ!!
ピゴシャチ 生きている限り恨みという感情に囚われることがあるよね。 イタチ たしかに。復讐心が湧くのが人間の性だと思うわ。 恨みが消えない時にはどのように対処するのが良いかな? 人への恨みが消えない時の対処法 無理に許す必要はない 許せないものは許せないで良いと思うな。 人への恨みが消えない時の対処法の一つは「無理に許す必要はない」です。 書籍など読んでいると「相手を許しましょう」と書いていることがあります。これは立派な考え方です。ですが「そんな境地にどう思っても達する事はできない」と思う人も多いのではないでしょうか? 例えば、 不倫する女性 のせいで家庭崩壊に追い込まれた妻の立場だとしましょう。許せるでしょうか?許せる訳など無いでしょう。 そもそも「自分がやられている側、被害者であり散々な目に遭っているのに、そんな心境にとてもではないがなれない。自分は崇高な存在ではない」と思うのが世間一般多くが思う事でないでしょうか? そんな心境で相手を許そうと思えば、かえって精神的におかしくなってしまいそうになります。無理に許す必要などないと思います。 復讐はしない 復讐をすると逆恨みが怖いわ。 「復讐はしない」のも人への恨みが消えない時の対処法の一つです。 理不尽な扱いをされたら「復讐はしない」ことをまず考えなければなりません。道徳的観点がどうのこうのという高尚な話ではありません。そんな境地に達することが出来る方は「人への恨みが消えない」という苦しみなど抱えないでしょう。 最大の問題は〝逆恨みの恐ろしさ〟です。こちらが反撃すると、相手がそれに対して反撃をし、こちらが更に迷惑をこうむるからです。反撃が自分にだけ及ぶのであれば、まだ救われるものの、これが自分の家族や知り合い、職場関係にまで及ぶと面倒なものです。 相手はかつてとんでもない事をしたロクでもない奴です。これに復讐をすると更にロクでもないことをする可能性はあるでしょう。このような人は、自分が被害者になる時にはいつまでも 根に持つ人 になるものです。用心に越したことはないでしょう。 物理的な距離を置く 嫌な相手には会わないのが一番だな。 人への恨みが消えない時の対処法の一つは「物理的な距離を置く」です。 以前物凄く腹が立っていた相手でも、〝暫く会っていない間にそんな感情も和らいだ〟 という経験は誰しもあるのではないでしょうか?